スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

相続対策-生前贈与

昨今、相続税の改正が議論されていますが、改正の法案が通れば相続税の基礎控除が現行の6割に減額され、相続税の課税対象となる人が増えるため、相続対策の必要性も増してくるものと思います。今回は相続対策の一つとして、生前贈与についていくつかのケースの計算例を踏まえて検討してみたいと思います。

1.相続税の計算方法
相続人 配偶者、こども2人(Aさん、Bさん)
第1ステップ:課税価格の算出
 ケース1ケース2ケース3ケース4ケース5
相続財産100,000,000200,000,000300,000,000400,000,000500,000,000
基礎控除(*)80,000,00080,000,00080,000,00080,000,00080,000,000
課税価格20,000,000120,000,000220,000,000320,000,000420,000,000
* 基礎控除=5000万円+1000万円×法定相続人の数
 この場合、相続財産が8000万円までなら相続財産が基礎控除以下となり、相続税はかからない。

第2ステップ:各種控除等前の相続税の総額

法定相続分 配偶者:1/2、子供A:1/4、子供B:1/4

課税価格を法定相続分で按分

<>
 ケース1ケース2ケース3ケース4ケース5
配偶者10,000,00060,000,000110,000,000160,000,000210,000,000
Aさん5,000,00030,000,00055,000,00080,000,000105,000,000
Bさん5,000,00030,000,00055,000,00080,000,000105,000,000

各人の相続税を計算し、相続税の総額を計算する。
<>
 ケース1ケース2ケース3ケース4ケース5
配偶者1,000,00011,000,00027,000,00047,000,00067,000,000
Aさん500,0004,000,0009,500,00017,000,00025,000,000
Bさん500,0004,000,0009,500,00017,000,00025,000,000
合計2,000,00019,000,00046,000,00081,000,000117,000,000


 第3ステップ:相続税の総額を各人の財産の取得割合で按分する。

財産の取得割合 配偶者:1/2、Aさん:1/4、Bさん:1/4の場合

<>
 ケース1ケース2ケース3ケース4ケース5
相続税の総額2,000,00019,000,00046,000,00081,000,000117,000,000
配偶者1,000,0009,500,00023,000,00040,500,00058,500,000
(*税額軽減後)00000
Aさん500,0004,750,00011,500,00020,250,00029,250,000
Bさん500,0004,750,00011,500,00020,250,00029,250,000
合計1,000,0009,500,00023,000,00040,500,00058,500,000
相続財産に対する割合1.0%4.8%7.7%10.1%11.7%
(*)配偶者の相続税については、取得財産のうち(全員の取得財産×法定相続分)までは税額軽減が受けられます。

財産の取得割合 Aさん:1/2、Bさん:1/2の場合
<>
 ケース1ケース2ケース3ケース4ケース5
相続税の総額2,000,00019,000,00046,000,00081,000,000117,000,000
配偶者00000
(*税額軽減後)00000
Aさん1,000,0009,500,00023,000,00040,500,00058,500,000
Bさん1,000,0009,500,00023,000,00040,500,00058,500,000
合計2,000,00019,000,00046,000,00081,000,000117,000,000
相続財産に対する割合2.0%9.5%15.3%20.3%23.4%

(*)配偶者が財産を取得していないと税額軽減は受けらず、全体としての相続税が大きくなります。

 
2.贈与税

贈与税は贈与を受けた人に課せられる税で、年間110万円までが非課税となります。贈与財産と贈与税は下表のとおりです。
<>
贈与財産贈与税贈与税/贈与財産
1,100,000円まで00.0%
3,000,000円190,0006.3%
5,000,000円530,00010.6%
7,000,000円1,120,00016.0%
10,000,000円2,310,00023.1%

3.生前贈与


相続税の計算方法のところでわかるように相続財産が小さければ相続税の税率も低いのですが、相続財産が億単位であれば相続財産が大きくなればなるほど税率も高くなります。(最高50%)
このような場合には、生前贈与をしておけば毎年1人につき110万円までなら非課税枠が使えて、贈与税を払わずに相続財産を減らすことができ、相続税を軽減できます。また、相続財産が大きく相続税で高い税率の適用が想定される場合は、相続税より比較的低額な税率で済む贈与を定期的に行うことにより、結果として贈与税、相続税トータルとしての税負担を軽くなります。
 以上のように、相続税がかかると想定される場合は、相続財産、相続人の状況などを踏まえて、適切な金額の生前贈与を計画的に行うことにより、税負担を軽減することができます。

 (参考)
相続税の税率
贈与税の税率
改正案(基礎控除の見直し、税率改定など)

※平成27年1月以降の相続、贈与については、基礎控除、税率が変更されます。

2011.10.21 16:03 初稿

テーマ : 会計・税務 / 税理士
ジャンル : ビジネス

tag : 相続税 相続対策 生前贈与

アクセス解析
人気頁 応援 Twitter
ブログパーツ
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富山県情報へ


富山市天気予報 by Minute™




最新記事
カテゴリ
楽天市場モーションウィジェット
楽天市場モーションウィンジェット



200*600

楽天モーションウィジェット縦型148*600
縦型148*600


縦型148*600


楽天トラベルモーションウィジェット
148*600

楽天市場旅行用品検索+楽天トラベルサービスリンク
【楽天市場】旅行用品 便利 の検索
【楽天ランキング市場】旅行用品 便利 の検索
【楽天アフィリエイト】旅行用品 便利 の検索







Amazon



楽天市場
プロフィール

池田税理士事務所

Author:池田税理士事務所
TEL 076-421-1753
FAX 076-425-8845
〒939-8082
富山県
富山市小泉町145-3

検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示
リンク
ページランキング


  • SEOブログパーツ
トップページリンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。